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■ステ穴あけ機 UHT PZ-DESKのレンズ洗浄

UHT叶サのステ穴をあける機械のレンズ洗浄を行いました。 本体の価格、穴あけの精度、操作性...全てにおいて非の打ち所の無いPZ-DESK。 印刷業界やプレス業界では広く使われている機械です。私の会社でも数台稼動してます。 通常の使い方をしているだけではレンズが汚れることはないのですが、カス詰まりを防ぐためにダイ(下側の雌型)に 油を注入することがあります。そんな状況が長く続くと、
ステ穴  画像がぼけてます
こんなにはっきりとしたパターン(写真左)でもディスプレイの画像(写真右)はご覧の通りで、 これでは正確なパターンをひろうことはできません。
汚れたレンズ  左側が外側のレンズ 油まみれです  油汚れがわかります?
PZ-DESKのCCD受光部の手前には2枚のレンズが使われているのですが、 写真のように外側になるレンズ(写真の左側)が油まみれになっています。これだけ油まみれになったら使えませんね。


では、さっそく洗浄しましょう!

1 準備する工具

準備する工具は
六角ナット、ドライバー、紙。
(4cmくらいにカットした六角ナットがあると便利です)
接続されているエアーの配管を外します。 電源ブレーカーを落とします。

2 安全カバーを外す

安全カバーを外します。ネジをゆるめてカバーを上にスライドすると簡単に外れます。 電源ブレーカーを落とす前に外しておいたほうが取りやすいです。

3 アームのネジを外す

パンチングアームの左わきのネジを外します。これでアームがフリーになります。
アームがフリーになりました
フリーになったアームはここまで動かせます。

4 下からネジを4本外します

レンズはホームベースみないな六角形のボックスの中に入ってます。両サイドにそれぞれ2本のネジで固定されてます。
4本とも全て外します。下から六角ナット回しを入れるのですが、慣れないとやりづらいかもしれません。
外れました  CCDの基板
外れました。上からはCCDの基盤が見えます。

5 LEDを外します

上からのライティング用のLEDがたくさん付いてます。これを外します。
LEDのアップ  この中にレンズが入ってます  CCD受光部
外したLEDの固まりとレンズが入っている筒です。筒はネジになっているので簡単に外れます。 左の写真は筒とは反対側のCCD受光部です。

6 こんなに汚れています

レンズのアップです。こんなに汚れています。
筒の中に入っている物
筒の中にはレンズ2枚と巣ペーサー(レンズ間の間隔を保つための部品)、レンズが落ちないように固定するネジが入っています。 全てのパーツはCCD側から割り箸で押すと簡単に外れます。
レンズを中性洗剤で洗います。無くさないように注意して下さい。
私は湯飲み茶碗を利用してます。

7 キレイになったかな?

レンズを元に戻してCCD側から筒を覗いてみました。糸くずが付いてますが、なにか??(笑)

8 バキュームテーブルを外したところ

旧型のマシンの場合、スペース的な問題で下のバキュームテーブルを外してしまったほうが作業がしやすいようです。
下側のLEDのアップ
外したついでに下側のLEDを撮影しました。

ここまででレンズ洗浄は終了です。外した逆の順番にパーツを取り付けていきます。
ここからはぴんと合わせの作業です。3年に一度くらい行うと良いでしょう。

9 左側のカバーを外す

本体の左側のサイドカバーを外します。

10 小さなイモネジ2つをゆるめる

写真ではわかりづらいですが、写真の青い筐体の右はじに1mmくらいの小さなイモネジが2つあります。 黄色の○で囲っているネジです。それをゆるめて下さい。紫色の○はピント調節のネジです。

11 液晶を外す

液晶画面を外します。+のネジ2つをゆるめます。液晶画面の下側はひっかけてあるだけなので簡単に外れます。

12 液晶の後ろのネジ

液晶の後ろに大きな六角ネジが見えます。これをゆるめます。

13 ピント合わせ

レンズの下に何か文字の書いてある紙を置いて、工程10の写真の紫○のネジを調整します。
時計方向に回すとレンズが被写体から離れていきます。

ピント合わせはここで終了です。ゆるめたネジをしめてあげれば終了です。
次はマイコンの穴位置と実際に空けられる穴位置を合わせます。

14 テーブルに紙を貼る

バキュームテーブルに紙を貼ります。写真はセロテープで紙の上下を貼り付けてます。

15 マニュアル(手動)モードで起動

エアーと電気をつないで、マニュアルモードでマシンを起動します。
リモコンの右上の「HOLE COUNTER」キーを押しながら電源スイッチを入れます。 写真のように画面に井の字のラインが現れます。線に幅はリモコンのカーソルキーで調整します。
ペダルを踏んで手動モードで穴を空けます。

16 穴がスレてます

ご覧のようにズレてます。工程15で空けた穴がマシンの穴位置です。 画面の井の字がマイコンのセンター位置です。CCDの入った六角ボックスを手で動かして2つが重なる位置で工程4で外した 4本のネジをしめていきます。4本を均等に、少しずつキツクしめて下さい。
位置が合いました
黒●が井の字のセンターに入りました。下のLEDを点灯すると見やすくなります。

17 XYの微調整

最終的な微調整は実際に穴をあけながら行って下さい。

以上で作業は終了です。
私の会社はUHT鰍ゥらかなり遠いため修理は自分でやってしまいます。 出張費が高額になってしまうので仕方ない選択です。基本的には修理依頼をして下さい。